ラ・クーニュース
2009.08.15スタッフ日記

ペットに対する価値観

お盆中、ちょっと用があり高速道路に乗りパーキングに立ち寄りました。やはり県外ナンバーの車はたくさんでした。上りでは『白河→那須間が40キロの渋滞』と掲示されていました。

パーキングの様子ですが、犬連れの人がたくさんいました。ビーグル・ダックス・チワワ、その他、イグアナを肩に乗せて歩いている人もいました。パーキングであんなにたくさんのペットを見るのは初めてでした。皆さん、ペットを連れて帰省やお出かけなんですね。

ペットを連れての外出はそれなりに行動に限界があったりと、いくつかのリスクがあると思うのですが、それでも一緒に行動する飼い主さんが多いという事に、飼い主さんの側に寄り添っているワンコ達の姿に、ちょっとジーンと来てしまいました。

お盆中に会った親戚に、「休みは今日だけ」と話をしたら驚かれ、「お客様方にとっては、ワンちゃんをキレイにしてあげたらお盆がやってくるんです。」と言ったら、「へ?」という反応。「お盆とお正月はペットをキレイにしてあげたいのが飼い主様の気持ちなんです」と付け加えても、「はぁ~?うちなんか年中関係ない」

ペットに対する気持ちのかけ方、価値観は人それぞれだとは分かっていても、私はガッカリしました。私は格別異常な方だと思うので、自分と同じ気持ちでペットに接して欲しいと誰かに要求は出来ませんが、少しでも理解して欲しいし、近い気持ちを持って欲しいと思うのです。身近な人にはなおさら。

普段お店にいると、お客様皆様のペットに対する愛情の深さを感じ、それが当たり前の環境にいるので、ペットに情が無い人の言葉や行動に大きなショックを感じてしまいます。

私は子供の頃から今までで、犬3頭、猫は20匹弱、小鳥やハムスター、沢ガニや金魚、たくさんの動物と一緒に育ちました。トリマーになり、仔犬子猫の販売、トリミング、ホテルでの預かり、動物病院での看護の仕事、今までに関わった動物の数は数え切れません。その子達の生死も見届け、たくさんの後悔も経験しました。なので、動物に対する気持ちはちょっと普通とは違うのかもしれません。

この間も妹とそんな話になり、「私達って異常かもね」という結論に達しました。ですが、ペットは大事な欠かせない存在で、誰がなんと言おうと家族同様。ペットにそういう気持ちを寄せることは当たり前。分かってもらえなくても私はきっとこのままです。