ラ・クーニュース
2010.08.16今月のラ・クーファミリー

シャンプー剤のお話

当店で使用しているシャンプー剤、犬用は全犬種用・白毛用・薬用・泥(追加料金発生)、と別れています。

もちろん、低刺激。

分かりやすくお話しすると、咬まれて血が出るケガをしたり、ハサミでバックリ切ってしまったなどの、痛~い傷があっても、犬のシャンプーの泡で傷がしみて痛い思いをするという事がありません。

ハンドソープで手を洗ったり、お風呂で体を洗ったり、食器を洗ったりする時は、「ヴ~ッ!!」って言うほど痛い傷も、犬をシャンプーしている時は本当に痛くありません。

ペットサロンで使用している犬のシャンプー剤の値段は、350ml入りで2000円前後~と、人間のシャンプー剤に比べて何倍も高価です。

以前、他のペットサロンさんから当店に移動して来られたお客様が、「いつもトリミングの後は皮膚が真っ赤に赤むけてヒドイから、もうあの店には行かない」と教えてくれました。

お客様が言うには、「シャンプーが合わない」という事だったので私はそのお店に「なんていうシャンプーを使っていますか?」と電話して聞いてみました。

結果は当店でも使っている同じメーカーの低刺激シャンプーでした。

その後、当店をご利用いただき、同じシャンプー剤を使っていますが、一度も皮膚が赤むけた事はありません。

シャンプー剤が原因で皮膚が赤くなる事はあるのかと、シャンプーの販売元のメーカーさんに聞いてみました。

それはほとんど無いそうです。「もし疑うならパッチテストをしてみて。本当にそうなら、すぐそこだけ赤くなるはず」と言われました。

確かに、シャンプーをしていてその最中にすぐに皮膚が赤くなるのが分かるような事は、私がトリマーになって17年、経験したことがありません。

赤くなるとしたら、毛玉をブラッシングした後や、もともと皮膚炎があった場合など、赤くなる理由が前もってあった場合です。

ですが実際、シャンプー剤に原因がなくても、一番簡単に疑われてしまうのが、シャンプー剤。

でもそのシャンプー剤は本当はとっても高品質で安全な物なのです。

犬のシャンプーとは、毛を洗うだけではありません、皮膚、体全体を洗う 人でいうボディシャンプーの役割もあるのです。

たかがシャンプーですが、私たちはただシャンプーしているだけではありません。

ケースバイケースで考えて使い分け、要領良く、的確に丁寧に、命あるペットに対して施す作業ですから慎重にしています。

「やっぱり家で洗うのとは全然違うわ~」と、違いを理解していただけた時、「あ~、良かった~」ととっても嬉しくなるのです。

「たかが犬のシャンプーでしょ」と、思われる部分も多い中、私達は決して手を抜くことはありません。

カットが上手なお店は流行ると思いますが、シャンプーが上手な店の方が細かい事に気を配っているレベルの高いお店だと思います。

ラ・クーはそんなお店として認められるように努力します。

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