職人魂

トリマーは技術職ですが、トリマーは犬猫がスキというだけではなくて、犬猫をきれいにするのがスキな人が多いです。それは、「上手になりたい」という向上心を持っているという事です。

トリマーの腕の差は個々にあります。

センスや好みの差もあります。

仕事に対する考え方の差もあります。

同じ店にいる数人のトリマーの、技術や意識の高さを比べる事は飼い主様にはとても難しいと思います。

でも、トリマーは今の自分に出来る、精一杯の仕事をしている事だけは確実です。

みんな、いつも一生懸命です。

飼い主様のご希望に答えたい、上手に可愛く仕上げたい、時間が多くかからないように早く仕上げてペットの負担を減らしたい、などなど、

担当したコに1番良い方法でお手入れしてあげたい。

ずっと前ですが人間の美容師さんと仕事について真剣トークした時に、

「職人魂は一緒だね」という結論になったことがありました。

「うちでやるとこんなにきれいにならない」「なにか特別な道具使ってるの？」など、仕上がりを誉めて頂く事があります。

おうちで飼い主様が出来ないことをするのが私たちの仕事で、そこに一生懸命、力も、気持ちも注いでいます。

カットがきれいに仕上がった時、シャンプーでピカピカにしてあげられた時、「よし！キレイになった～！」と満足感になります。

そして飼い主様に「わぁ～キレイ、かわいい！」と喜んでいただけた時、｢やってて良かった」と思えます。

「職人」って、なんかカッコイイ響きですよね、｢デキル」って感じがしませんか？

ラ・クーも、まだまだ3人同じレベルには達していませんが、日々努力して参りたいと思っています。