- ラ・クーニュース
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みんなで健康維持しましょう!
芸能ニュースで、女優さんなどのガンの話題が多く、健康維持に対して深く考えされられました。病気は怖いものの、自分は大丈夫というという根拠のない思い込み、ありますよね。
私はこの店を始めてから、持病の治療で3回の入院と手術をしました。
そのたびに家族やスタッフに助けられてきました。
病気は自分だけの問題ではありません。
なにより大事なのは健康なので、気をつけたいですね。
ペットも高齢化なので、ガンやそのほかの命にかかわる病気になる子は増えています。
ペットのことなので、「なったら仕方ない」「自然に任せて、そのままで。。。」という考えが根強くあります。
私は個人的にその考えは嫌いです。
大事な家族でわが子同然のペットが、最後に病気で苦しんで亡くなるような事は絶対に嫌だと思うのです。
ペットの病気は適切な時期にする避妊去勢手術で防げるものもあります。
人とおなじで、早期発見早期治療が大事で、経過を遅らせることができるものもあります。
獣医学はものすごいスピードで進化しているので、「数年前にこうだったから・・」という様な事はありません。
ペットの事となると、どうしても2の次・3の次にしてしまって、なかなか病院に連れて行けなかったり、
「なんか元気ないけど、気のせいかも?」「おしっこもウンチもしてるし大丈夫」 などと、ペットの病気に今キチンと向き合わない飼い主さんもいます。
私は20年以上、この仕事を続けてきて、たくさんのワンちゃん・ネコちゃん・飼い主さんと向き合ってきて、いろんな場面を見て来ました。
飼い主さんと一緒に泣いた事もたくさん。どれも忘れられない事ばかりです。
高齢になったワンちゃんの飼い主さんが、「年取ったら、お金が掛かって仕方ない!」とおっしゃいます。
その通りです。
病気の治療費に、介護用品、食欲がなくなれば、何か食べてくれる物を・・と、いろんな種類のフードや缶詰、お肉にお魚、捨てる同然で買いあさる事になります。
通院費の他に、自宅での点滴が必要になれば、飼い主さん自らがしてあげなければいけません。その分の薬剤費も掛かります。
私も3年前に亡くした愛猫の腎臓病の治療は最後の1カ月は10万円以上掛かりました。
ラ・クーのご来店してくださるお客様は、皆さんとても意識が高くて、ワンちゃん達を大事に・大事にされている方がとても多いです。
病気で亡くなった子を見ていても、「このお父さんお母さんのお家の子で、幸せだったね」 と、言葉を掛けてあげたい子が多いです。
自分の健康維持と一緒に、ペットの一生の事も考えたいですね。
私達は、トリマーという立場で、ワンちゃん達の為に出来る健康面のサポートが出来るように頑張ります。
「耳が汚れていますよ」とか、「フケが多いですよ」 「抜け毛が多いです」 など、お伝えしていますが、
それは、「もっとお手入れをして下さい」と言っているのではありません。
病気の初期症状である事もあるので、「注意してみていて下さいね」 「異変があったら早く病院に行って下さいね」 という意味でもあります。
飼い主の皆さんと一緒に、ラ・クーに来てくれているワンちゃん達の生活を見ていきたいなと思っています。