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2009.09.29今月のラ・クーファミリー
葛藤
トリミング中に、気持ちが揺らぐことがあります。トリミングが好きで、ラ・クーに来ることが「楽しみ」のワンちゃんもいてくれます。嬉しい事です!ですが、トリミングが嫌いな子ももちろんいます。トリミングが嫌いになる理由を考えてみます。
1.他人に触られたくない
2.飼い主さんと離れたくない
3.過去にトリミングでイヤな思いをした ・・・・・などが考えられます。
トリミングでする嫌な思い。これは、毛玉を梳かすときに痛がる。外耳炎で耳が痛いのに掃除されるなど、トリミングの作業によって痛い思いをすると、そのイヤな気持ちは一生引きずります。
先日、毛玉が出来てしまったワンちゃんのトリミングをしました。その子はふだんもちょっと臆病さんです。出来ればイヤな思いはさせたくないのですが、毛玉を取らなければ飼い主様のご希望通りのスタイルに出来ません。
毛玉を梳かしました。そのワンちゃんは「キャイーン!キャイーン!」と大きな声で悲鳴を上げ続けました。その悲鳴を聞きながら、私は心が痛みます。虐待しているような気持ちになってしまいます。
悲鳴を上げる子、大暴れする子、反抗して咬んでくる子、トリミングが嫌いな子のストレスを最小限にする事。今以上にトリミングが嫌いにならないようにする事。
それは、私達の努力と飼い主様のご協力が必要です。
言葉が通じればいいのになぁ~と思います。「痛くしないから、すぐ終るから、信じて!ちょっとだけ我慢しててくれる?」これがワンコ達に通じれば、きっとうまくいって、皆がトリミング好きになれると思います。