ラ・クーニュース
2010.10.16今月のラ・クーファミリー

生体の価格にモノ申す!

子犬・子猫の販売価格、10年でずいぶん変わって、とっても高額になりました。

10年前の郡山なら、10万以上の犬は売れなかったし、10万以上もする犬はよほどの優良血統以外ありませんでした。

ですが最近は10万以下の犬猫はいないし、まして本来お金を出して買うのはおかしいミックス犬までもが10万円近くするという、おかしな事になっています。

ブリーダーさんは「売れない、売れても価格が上がらない」と、安値で困っているのに、お客様に売る側に渡ってお店に並ぶと高額。

テレビでも見ましたが、ペットブームでブリーダーの数も、1人のブリーダーさんの抱える繁殖犬の数も増え、子犬をたくさん産ませる。

業界のぺットオークションでは子犬の数が多すぎて、1匹当たりの単価が安い。だから数を産ませて数で勝負する。

数を稼ぐには犬の質より量。すると犬の質は落ちてしまい、サイズオーバーや気質の悪い犬が増えてしまいます。

郡山の犬猫の販売価格にはちょっと前から疑問を持っていましたが、やっぱりおかしいとつい最近確信しました。

静岡の友達に会ってきたのですが、全国チェーンのペットショップにも行きました。

そこでは60日前後の小さい・犬のレベルの高い様々な種類の子犬達がほぼ5万円均一。

一番高かったのはプードルで128000円のその子1匹だけ。

あとはシュナウザーもジャックラッセルもポメもパピヨンも、柴もチワワもみ~んな5万円。

友達に聞いたらいつも「このくらいの値段だよ」との事。

安いから売れる。小さいうちに売れる。お店にいる期間が少なくて済む。お店で病気になる確率も低い。早く家族が出来て幸せになれる。

売れ残って大きくなっている犬は1匹もいませんでした。

手頃で妥当な価格で販売することのメリットがどれだけあるのか、子犬にとっても買う人間にとってもどれだけ良いことずくめなのか、販売する側の利益を追求する根本の考え方が変わってくれたら・・・・・・・と思いました。

あとは最近は「高いほうが安心」と思ってしまう買う側のお客様も多いです。

実際、「高額だから良い犬」というばかりでは決してありません。

犬の質の良し悪しを見極めるのは容易ではないので、価格で判断するしか無い部分もありますし、「一目ぼれ」や「ビビッときてしまった」という相性もあるので、犬を選ぶという事は本当はとっても難しい問題です。

ちょっと過激な内容になってしまった今日のブログですが、

ペットが欲しいと思っている人が良い買い方を出来ますように。

ペットの寿命も延びています。15年以上生きるかもしれないペット達の一生が幸せなものになりますように。

それには良い子が正しい値段で売られる事。それが大事なことのはず。。。。。。と思って、モノ申してしまいました。

読んでいただき、ありがとうございました。

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