もう１つ気がかり

いつも一定の間隔でご利用頂いていたお客様が来なくなってしまった時、それはとても気がかりです。

「なにか失礼をしてしまったかな・・？」「不満を抱かせてしまったかな・・？」と不安になります。

そして、ワンちゃんが病気を持っていたり、ご高齢だった場合、「大丈夫かな・・元気かな・・」と、こちらもとても心配になります。

残念なことに亡くなられてしまったワンちゃんもいます。

私たちは、こちらから「最近どうですか？」と連絡は差し上げていないので、飼い主様からの報告で知ることになります。

「亡くなったのよ・・・」と、とてもお辛い中、報告して下さる飼い主様には心から、「教えて下さってありがとうございます」と思います。

私たちがお客様のワンちゃん達と向き合えるのは、数か月に１度、１～３時間のたった少しの時間ですが、

定期的にご来店いただいているワンちゃん達の事は気になるものです。

昨日、オープン当初のお客様で、ここ５年間はご無沙汰だったワンちゃんの飼い主様が突然いらして、

「うちのこ、亡くなったのよ。いろいろお世話になったわね・・」と報告に来て下さいました。

会っていなかった５年間の事を少し伺って、突然亡くなったという事も教えていただきました。

私の記憶では５年前の元気いっぱい力持ちのワンちゃんのまま止まっていましたが、ワンちゃんにとっての５年は大きく、最近の姿だという携帯の画像を見せていただきましたが、すっかりご高齢の顔でした。

ここでお店をしていると、出会いと別れがたくさんあります。

別れはとても辛いもので、飼い主様の悲しい気持ちを知る事も、とても辛いです。

ですが、「今、どうしているかな・・」という気がかりの答えを教えていただけることは、お店側の私たちは感謝しなければいけない事です。

私たちはお手入れを通してもらった思い出を大事にしていきたいと思います。