当たり前のことをキチンと。

皆様に安心してご利用頂きたいので、ここであえてお伝えしてみようと思います。ラ・クーでは当たり前のことをキチンとやる事が大事だと思っています。

例えば、肛門腺をちゃんと絞るとか、爪切りをするとか、そういうトリミングという作業中の当たり前にすることです。

シャンプーをしっかりすすぐ。ドライヤーは完ぺきに乾かす。

時々、｢肛門腺も絞って下さい」と言われることがありますが、ご安心ください、ちゃんとコース内容に含まれています。

よそのお店から移動して来られたお客様で、「ちゃんとすすいでもらわなかったみたいで、皮膚が赤くなっちゃって・・」と言われた事がありますが、

もしすすぎが足りなかったら、ドライヤーで乾かしている時にベタベタしますし、泡立って来るので解ります。

ご自宅でのシャンプーではいつも自然乾燥で半乾きだった事も影響して、皮膚に炎症が起きてしまったワンちゃんがいました。

「獣医さんに、生渇きだからいけないんだよって言われたから、完璧に乾かして」と言われましたが、私たちトリマーは、完璧に乾かして当たり前ですし、

もし乾いていないところがあったら、仕上げのカットで櫛を通した時に解ります。

トリミングの流れからいって、怠った作業があったとしたら必ず見落とさないようになっているのです。

ですが、その前に、「きちんとやろう。」と思って一生懸命やっていますし、きれいに仕上げることに全身全霊を注ぐトリマー魂がありますから、やり忘れや中途半端は有り得ないものです。

同じトリマーさんなら、｢何を当たり前のことを偉そうに言ってるのかな」って思われてしまいます(笑）

もしもトリマーさんにやってもらったのに、作業が怠っていた場合、それはまだ経験が未熟な新人トリマーさんかもしれません。

新人トリマーさんは先輩に自分のやった作業の確認をお願いするものですが、新人さんはそこでとても「ドキドキ」するものです。

「大丈夫かな。。ダメって言われないかな。。直されないかな。。」と。

「ダメ、やり直し！」と言われないように一生懸命頑張ります。

これから4月になり、社会全体に新人さんがたくさん出てくる季節ですね。

ラ・クーは新人さんは入りませんが、新人さんと同じように初心忘れず、キチンとした仕事をしていこうと思います。