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ドッキドキ!
昨日の朝私はいつものように、腎不全の愛猫の腎臓の働きを助けるようにと、皮下補液の注射をして、そのまま家を出ました。
夕方家に帰って、ふと猫を見たら、なんか見た目に違和感があって、「ん~???」とジーっと見直したら、前足が片方だけ倍の太さに腫れ上がっていました。
「きゃーーーーーーーーー!」と思って、すぐに動物病院に向かいました。
運転中も、嫌な事ばかりが頭をよぎり、腎臓が悪いので、毒素が抜けなくなって足が腫れちゃったのかな・・とか、
病気のせいで体にばい菌が入ったのかな・・・といろいろ考えてしまいました。
病気は進行していることは分かっていて、出来る事は少しでも進行を遅らすこと。
そんな状況で毎日猫の具合が心配な日々を送っていて、今の直前の目標は9月の15歳の誕生日を無事に迎えることなので、
「もしかして急変した?誕生日迎えられないの?」と、良からぬ思いで不安だらけになり、病院への道を急ぎました。
病院は少し混んでいたので、その待ち時間まで「早く、早く、早く!」と、そわそわ。
やっと順番が回ってきて、「手が!こんなに腫れちゃって。。。これは何ですか??」とウルウルしながら先生に訴えました。
「ん~?ココだけ?なんだろね~?・・・・・・・・・皮下補液が足に溜まっちゃたんじゃない?」
と腫れてぷよぷよになった猫の手を触りながら先生が言いました。
「え?!手に溜まってる?」とビックリ仰天!
病院で看護士の仕事をしていた過去もあるので、皮下補液をした患者さんのワンちゃんや猫ちゃんの背中やわき腹が、点滴の液が体に吸収されるまではコブのようにぽっこり残るという事は知っていたのですが、まさか、足に流れて行って足が腫れるなんて、知りませんでした。
結局、「点滴の液が吸収されれば腫れも引けるだろうし、もし引けなかったら注射を1日休んでみる」という事になり、一安心。。。。。
先生は、「大丈夫??お大事にね」とオロオロしてしまった私を気遣って下さり、肩の力が『ふにゃ~~』っと、抜ける思いでした。
受付の先生に「ププッ」と笑われ、「良かったです~、もう、一大事かと思って来たんです」と言うと、「今日はいいよ、お大事にね」と、診察代がかかりませんでした。
先生からしたら、診察代もいらないような、笑っちゃうような事。
ですが私はパニックになってしまうほど、一大事に思えたのです。
今朝、猫の足を見たら腫れがだいぶ引いていたので、「あ~、よかった。。。。。」と一安心。
今朝の皮下補液は止めました。
病気は治らない事は分かっていて、毎日進行を遅らせるお薬を飲ませて、腎臓の働きを助けるために注射をしていて、体重もどんどん減っていっているので、「あとどれくらい一緒に居られるのかな・・・・」と覚悟はしているつもりだったのですが、ぜんぜん駄目でした。
病気を抱えながらももうすぐ15歳なんて、十分長生きしてくれているのですが、まだまだずっと長生きしてほしいなと、心の底から願いました。
皆さんのワンちゃんや猫ちゃんも、元気で長生きが出来ますように!