6月のラ・クーファミリーNO.1

２０年前は「トリマーってなに？」と言われていたこの職業、２０年経つと変わりますね。２０数年前に私がトリマーになって郡山に帰ってきて働き始めた時、「トリマーです」といってもまず知っている人は誰もいませんでした。

当時は市内で資格を持っているトリマーさんは、私の知っている限り３～４人くらいでした。

ペットショップは数件あって、トリミングもしていましたが、店長のおじさんがバリカンで全身坊主にする丸刈りカットが当たり前。

私が市内で初めて勤めたペットショップで、シーズーやプードルをハサミでふわふわにキレイにカットしたら、

店長に「そんな、他に誰も出来ないようなカットはしないでくれ！」と注意され、とてもショックを受けた事はいまだに忘れられません。

それが今や大型店も増え、おしゃれできれいなお店もあり、トリマーさんもたくさんいます。

先日、ご近所の方に「お仕事は何をされてるの？」と聞かれたので、「トリマーなんです」と言ったら、

「えっ！私もトリマーしてたんです！！」　と、ビックリする答えが返ってきました。

すごい、こんな身近にトリマーさんがいたなんて！

時代は変わったなぁ～としみじみしてしまいました。

トリマー同志の交流があればもっと楽しい事になるだろうなぁ～と思うのですが、

よそのお店との横つながりがないのが残念なところです。

最近は忙しくて余裕が無いので、学生さんの実習受け入れもしていないので、トリマーを目指して頑張っているイマドキの若者との接点がない事もちょっと問題かな？と思ってきました。

自分の世界を守ることで精一杯で、なかなか業界に貢献できないです。

動物病院で勤めていた時に、「社会貢献しよう！」と院長先生に言われていたことを思い出しました。

もうちょっと視野を広げる努力をしてみないとダメですね！！