- ラ・クーニュース
- 今月のラ・クーファミリー
9月のラ・クーファミリーNO.6
私は20代の頃、都内のペットショップで働いていた時期があります。
その当時に一緒に働いていたスタッフの子達と今も時々連絡を取っています。
もう、20数年前ですが、あの時一緒に働いた子達とは、友達でもあり、同志でもあり、苦楽を一緒に経験した大事な存在の子ばかりです。
都会の真ん中で、23歳で雇われ店長をしていたので、社会経験不足の私はどんなに頼りない店長だったか・・と思います。
みんなでお店に来てくれるお客様の為に、自分達のスキルアップの為に、どんな事も必死で頑張りました。
辛い事もたくさんありましたが、たくさんの良い経験が出来て、一生の友達も出来た、私の歴史の中で大事な時期です。
先日その中の1人の友達から連絡が来て、そのペットショップ時代に飼い始めた猫ちゃんが21歳で亡くなったと報告がありました。
21年。凄いです。私の関わってきたワンちゃん・ネコちゃんの中で、最長齢です。
21年一緒に生活してきたという事は、引越しや転職、生活環境の変化も一緒にしてきたという事で、それは家族というか、自分の一部だと思います。
どんな時もそばにいた存在を亡くす辛さは、言葉にしようがありませんが、
その猫ちゃんは、とってもユニークな子で、面白おかしいエピソードがたくさんあるので、
そのひとつひとつを思い出しながら、「21年という大往生を成し遂げてくれて、感謝だね」という気持ちになりました。
私はずっとこの仕事を続けてきているので、出会いと別れがたくさんあります。
出会いにも、別れにも、感謝の気持ちです。
別れは悲しい事ですが、悲しい中にも「楽しかった。幸せだった。あんな事が出来て良かった。」と思いながらお別れが出来たら良いですね。
今、目の前にいてくれる元気な子が1日でも長生きしてくれるように、予防できる事は予防して、出来る限りのお世話を頑張りましょう!
私も今飼っている子達を20歳越えにすることが今の目標です!!