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6月のラ・クーファミリーNO.3
皆さん、この時期の動物病院の用はもうお済ですか?
ワクチン接種や、フィラリアの血液検査にお薬、ワンちゃん達にはドキドキのイベントですよね。
病院が苦手なワンちゃんは多いと思いますが、出来るならストレスを最小限にしてあげたいですね!
どうしても、「○○ちゃん、明日は病院で、チックンだからね!」「病院にお薬もらいに行こうね、お利口に頑張ろうね!」
などと、事前に話をしてしまうかもしれませんが、そのお家の方の言葉で察してしまい、そこからドキドキが始まってしまいます。
そして当日になり、「ほら、行くよー!」と連れていかれた先が嫌な思い出がある病院だったら・・・・・。
嫌だという気持ちは増していってしまうと思います。
これは、トリミングに連れてきていただく時も同じ事が言えます。
どうしても、人の子供に言って聞かせる様に話してしまうと思いますが、出来れば、前もってわざわざストレスになる事は言わない方が良いかもしれません。
そして、出来る事をいっぺんに済ませてしまいたい方もいらっしゃると思いますが、シャンプーやトリミングと動物病院の受診を同じ日にしない方が良いと思います。
ワンちゃんの気持ちの負担と、体の負担は相当大きいと思います。
その中でも、私達トリマーの立場でお願いしたいことは、先生に診てもらおうと思っている事がある場合は、獣医さんを先にしていただきたいです。
例えば、「ちょっと痒がってて毛が抜けてる」「湿疹があって赤くなってボツボツがある」などの時は、シャンプーでキレイにしてしまってはその原因菌なども洗い流れてしまい、症状の正しい診断に繋がらなくなってしまうと思います。
他にも、「ちょっと心配な事があって診てもらいたいけど、最近シャンプーしてないからキレイにしてから診てもらおう」という場合も、まず最優先なのはワンちゃん達の体調なので、病院を先にお願いします。
調子の悪い時のシャンプーやトリミングは、ワンちゃん達はとても体力を使い、それだけで疲れてしまいます。
ワンちゃん達の痛みや辛さを分かってあげたいですよね。
ご来店下さったときの状況で、「病院が先の方が良いのでは・・」と私達が感じた場合は、その日のご予約を取りやめていただき、病院へ行っていただく事もあります。
その判断を的確に出来る様にするために、獣医さんの「ワンちゃん達のこんな時は、飼い主さんに受診を進めてあげてほしい」というお話を聞いて勉強を続けています。
大切な子達を、飼い主様と一緒に守っていきたいと思います!
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