ラ・クーニュース
2022.01.31お知らせ

飼料?食品?

先日のお休みの日にペット業界向けのオンラインセミナーがありました。

お昼12時から夜9時近くまで画面に向き合っていました。

7つのコンテンツのセミナーがあって、

動物愛護法の改定に関する話、ブランディング、人材育成、SNS集客、

全国各地のトリマーさんの座談会など、

今回の内容はトリミング業務とはちょっと違う視点を知れる、とても濃い内容でした。

セミナーとセミナーの間の時間に企業さんのCM動画が流れたのですが、

その中でとても印象に残った言葉が

「あなたのペットに食べさせるのは飼料ですか?それとも食品ですか?」

 

「なんの事?」と思うでしょうか。ドキッとするでしょうか。

ペットフードに興味がある方はドキッとするのではないでしょうか?

ペットフード、おやつはどれでも何でもいいのでしょうか?

 

ドックフードの材料の差は飼料レベルから食品レベルまであるという事です。

値段も10キロ1000円から、400グラム1000円など、とても差が大きいですよね。

「犬だから」と思うのか、「この子が口にするものだから」と思うのか。

 

「余ったごはんじゃなくて、ドックフードを食べてるから大丈夫。」

というのはひと昔もふた昔も前の話になってしまいましたね!

 

どんなフードがいいのか、何を食べさせたらいいのか、

それをきちんと説明できるプロはいったいどれくらいいるのでしょう?

ペットショップの店員さんはそれが出来るのでしょうか?

 

当店でも開店当時から数年は、ちょっと良いフードを取り扱っていました。

説明なしでは売れないフードでした。

まだ、仕事が忙しくなく、接客時間が確保できたので珍しいフードを説明付きで販売出来ました。

ですが今は、その時間が取れなくなってしまったのでフードの販売を辞めました。

 

「飼料?食品?」の言葉のインパクトが大きくて、ここ数日ずっと頭の中に残っています。

食の事もきちんと学んで、食からの健康面もサポート出来たらいいんだけどなぁ~。と思いました。

「食べたもので体は作られてるんだよ」と、去年知り合った仲間が話していたことも思い出しました。

 

フードを接客付きで販売できる余裕は今のところちょっと無理そうなので、

おやつやケア用品は、厳選したものを取り扱っていこうと思います。